DIARY
1999/06/02(水)
三角屋
今日、馬込銀座の“三角屋さん”に行った。
子供の頃からある、俗に言う駄菓子屋。
もちろん通称である。曲がり角のすみの三角形の土地に建ってる、
ほんの2-3畳のちっぽけな三角のお店。
店番のおじさんも今はおじいさん。
本当の店名は今も知らない。
入り口でゴツンと頭をぶつけた。
「あれ?こんなに低かったっけ?」
店内もそう、俺一人で満席。ははは。
実に久々、もうへたしたら30年ぶりであろうか?
でも、中は全然変わってない。そのまんまのタイムカプセル。
定番の凍ったすもも、酸っぱいイカ、小さな乾燥ラーメンとかを買う。
あれこれ買って、しめて230円。
最近は、おしゃれなスポットとか、繁華街、あとラーメン博物館とかにも
“昔懐かしい駄菓子屋”とかがある。
バイト君かなんかがそれっぽい店内でそれっぽい袋に入れてくれる。
おいてある物もたしかに駄菓子とか、その類のおもちゃやクジなんだけど、
やっぱり何かちがう。
所詮は、“昔懐かしい駄菓子屋”。
でも、ここは違う。
“昔懐かしい”じゃなくて、今現在の“三角屋”なのだ!
パロディでもなけりゃ、ノスタルジックでもない。
普通にそのまんま“駄菓子屋”なんだもん。
「大滝屋」も「ドブ屋」も姿を消してしまった今の馬込に、ただ一軒現存する駄菓子屋。
きっとさ、このおじいさんが元気なうちはこのままなんだろうな。
みんなの為に、いつまでもいつまでも達者でいて下さい。
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