DIARY
2004/02/10(火)
香港映画
俺は以前、インドの、つうかタミルの
“スーパースター”ラジニカーント様を崇拝しているとここに書いた。
その後、ラジニ様はめっきり新作から遠ざかれて、
いやはや寂しい毎日なのであるが、
今日は同じローカル映画でも、香港のお話。
結論から言うと・・・香港映画はすごい。
インド映画のすごさとはまた違ったすごさではあるんだけど、
でもさ、よっく考えてみると、
昔から香港映画は、日本映画と違って世界をマーケットにしていた。
ローカルだけどインターナショナルっていうか・・・
もちろん“カンフ〜”っていう武器があったからだとは思うけど、
でもでも、日本にだって“チャンバラ”があったはずだし、“ニンジャ”までいる。
“ゲイシャガール”も“サムライ”も、“ハラキリ”という飛び道具まである。
香港だって、キャストも同じアジア人だし、
言葉だって香港の方が状況ややこしいし・・・
なのに何故、香港モノは世界で受けるのか?
日本映画がサボっていた部分を
つうか、つまりそれは、
ハリウッドにはできないであろう部分、
ハリウッドのスター達なら
「OH ! そんなマネはじぇったいにできん!クレイジ〜だ。」
みたいな肉弾作戦を売りにしたのが香港映画の勝因だったんだと俺は思う。
“金が無いなら、頭か身体を動かせ!”・・・つうわけで、
ちょっと前のゴールデンハーベストの映画なんて見てたら、
「こいつら・・・正気なのか?」
みたいなシーンの連続である。
ジャッキー・チェンだって若い頃は、
ギブスしながらアクションしてたもんね。
当時の作品よ〜く観ると、
足のギブスに靴の色塗って本番撮ってたりする。
エンドロールのNGシーン観てても、
気の毒になっちゃう位、無茶してるもんね。
んで、アクションシーンの特殊効果といえば、
ハリウッドも香港も、そんで日本やインド、つか世界中がそうだけど、
今やCG花盛り。
インドのラジニ映画のはすごいど!って前に書いたことあるけど、
そりゃあラジニ様はと〜〜ってもすごいけど、
肉弾アクションの特殊効果なら、そもそも香港が世界一。
もはや、肉弾アクションに限ればハリウッドも香港映画化だもんね。
(ちなみに、カーアクションはフランス映画かな?)
な〜んて前置きが、かなり長くなってしまったのであるが、
ともかく、今日俺が何が一番言いたいのかと言えば・・・
SHU QI(スー・チー/舒淇)
いいよねえ・・・って話なのだ。だははは
彼女、出演作は多いんだけど、
やっぱお奨めは『トランスポーター』か『クローサー』かな?
『クローサー』なんてば、
俺的には『チャーリーズエンジェル』よかすごいと思ったんですけど・・・あはは。
あとお気になのは、Vicki Zhao Wei(ヴィッキー・チャオ/趙薇)。
なんか当たり前すぎ?
お そいえば『クローサー』には、この二人が揃って出演してるので、
もしよかったらど〜ぞ。d(^-^)
ヴィッキーの場合、
『少林サッカー』で、“あばたメイク”したり
最後には“ツルッパゲ”やったりして、
香港映画ならではの一面ものぞかせてくれてます。
そいえば、007のボンドガールにもなったミッシェル・ヨーも、
結婚前のミッシェル・キング時代なんてもう最強。
まさに香港!ってくらいの肉弾アクション。
しかもたしか彼女は、ミス・マレーシアかなんかだったおね?
ん〜・・・やっぱ香港映画は素晴らしい。
やっぱ日本映画も、予算ないならこれから肉弾アクションしかないだろお・・・
売りは“ニンジャ”“サムライ”“チャンバラ”“カラテ”。
んでもちろん“ゲイシャガール”。
日本アニメがあんだけ世界でレベル高いんだから、
実写も今の状況じゃちとさびしい気がする。
つか、やっぱ一番大事なのは、
ローカルなりのオリジナリティなのかもね。
インド映画にしても香港映画にしても、
結局そこがすごいんだもね。
まぁとにかく、俺は香港映画好きなのだ。あははは。
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