DIARY
2004/05/06（木）
ファンクラブのみんなへ（ファンクラブ会報原稿）
みんなも突然のニュースで驚いたと思う。
正直最初の知らせを受けた時、俺も耳を疑った。
つい先日、49歳の誕生日ライブを元気に終えたばかり。
しかもそれが『脳梗塞』というとてもやっかいな病気。
お互いに歳食ったねえとは常々会話はしていたけれども、
でもそうは言い合いながらも、
感覚的には出会って銀蝿をやり始めた頃から
ちっとも変わっていないような意識がどこかにあったので、
俺の中ではあの無敵の嵐さんがそんな病気で
倒れるなんてことは信じられようもなかった。
病院に駆けつけた時、ちょうど手術が始まったところで、
それから手術が終って、嵐さんが手術室から運び出されるまでの約7時間の間、
さまざまな思いが待合室で待つ俺の頭の中で渦を巻いていた。
ジョニーが抜けて、翔さん懲役、そして今度は嵐さん脳梗塞。
普段わりと楽天家な俺も、さすがにこの状況には面食らい、とても複雑な心境だった。
今でこそ手術も無事に成功し、その後の回復も順調で、
本人とも冗談も言い合えるくらいの状況なので、
その時の話もみんなにこうやって報告していられるが、
手術室から運び出された術後すぐの嵐さんを見た時など、
真剣に最悪の展開さえ脳裏をよぎったってのが、正直ホントのところだった。
ふっと胸を撫で下ろすって表現があるけれども、まさに今そんな感じで、
今後の活動がどうだとか、中途のプロジェクトがどうとかいうよりも、
嵐さんの命が助かったってことに何よりほっとしている。
やっぱ健康が第一だよ。
ロックンロ〜ルだヘチマだ言う前に、まず命あってのモノダネだし、
すべて健康あっての上に成り立ってるんだもんな。
そういう俺も今年で４４歳。
きっとみんなも中年真っ只中って人が多いと思う。
身体には気をつけような。
もうあまり昔みたいに無茶はできないってこと、
こゆ時にいやがおうでも意識させられるよな。
メンバーと出会い、みんなと出会い、今までずっと走り続けてきた。
これからも一緒に走り続ける為に、今俺は、
もちろん俺もそうだし、みんなにも健康には充分に気をつけてもらいたいって思ってる。
なにはともあれ、今はそいった状況なんだ。
バタバタとした中で書いたので、わりとめちゃめちゃな文章だけど、
心配してたみんな、とりあえずは安心して下さい。
追って、その後の状況や、今後の活動の話も、
こいった会報やホームページ上でしていくつもりだけど、
今の所、俺がみんなに報告できるのはこんなかんじです。
いつもありがとう。そして、これからもよろしく頼む。
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