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我行我素

2012/03/01

まだまだいける(ファンクラブ会報原稿)


みんないつもありがとう!

さて、今年もはやくも3月に突入です。
てゆうか、たいがい毎年1月から3月の間は、
地味にインプットの期間にしてるってパターンなので、
ようやく今年もそろそろエンジンがかかってきはじめる時期ってことですね。

なんか毎日あいかわらすベースばっかいじってる感なんだけど、
というのは、ちょっと考えてみたのさ。
一体、自分の勝負はどこかって。
つまりね、作曲・作詞・編曲・ベース・歌唱・ルックスとか、
色々あるでしょ?自分の中にも分野っていうか、色々な要素。
そのなかで、自分が心から胸張ってられるのどれかな?って。

俺の家のトイレには世界地図が貼ってあるんだけどね、
それながめながら、自分の中で世界のどの国の人とも、
つまり国際的に勝負できるモノは何か?ってな視点で考えたら、
やっぱ俺にはロックンロール・ベースしかないなと。

YouTubeとかで、世界の名手といわれる人のプレイを観て、
素直に脱帽することも、ふ〜んって見切れることも両方あるんだけれど、
でも、他人を観て自分はやはりベースが合ってるってわかるこの感じっていうんですか?
つまり簡単にいうと、得意分野をより伸ばそうって発想ですね。

てゆか好きなんですよね、ベースいじくってるのが。
家にいるときは、いつもたいがいベース抱いてるし、
ピッキングヲタクだから常に弦をはじく方法を工夫している。

俺にとっては商売道具であると同時に“おもちゃ”でもあり武士の刀、
ゴルゴ13のアーマライトM16でもあったりするベースってこの楽器が、
俺、心底大好きなんだって思う今日この頃。

なんかね、みんなあんま練習しなくなるらしいんだよベテランになるとベースなんて。
練習しなくても弾けちゃうから普通に。
特にベースってパートはごまかしやすいっちゃそうだし、
地味にも派手にも、消極的にも積極的にもどうとにもいけるパートだからね。
リスナーにもベースなんて聴いてないって人も多いし。(・・;)

そうそう、いつも思うのはね、
ロカビリーとかのウッドベースの奏者は、よりかわいそうだってこと。
あれ大変なのよ、運ぶにも弾くにも音出すにも。楽屋も狭くなるし…(笑)
大忙しでスラップまじえて大奮闘してるわりには、
本番客席で全然聴こえてこないみたいなね。
マグネットピックアップならまだしも、
ピエゾの人なんて苦労が全然水の泡ってパターンが多いものねライブで。

とにかくそんなこんなで、もっか2フィンガーの強化にいそしんでる俺です。むふふ。
前々回の会報で、指弾きとピック弾きの話をしました。その時にね、
「音色考えると指のがいいし、音のスピード考えるとピックしかない」的な話をしたんだけれども、
ほいじゃ、指でスピード(テンポの話じゃないのよ念の為)出せれば問題解決じゃない?
という発想がその時書いてて俺の中で芽生えたのよ うん。
なのでそれ以来、指!指!ゆび!の毎日を送ってるわけです。 指!指!ゆび!

昔から知ってたんだけどね、俺の中指にはタイムラグがあってね、
あ もちろん俺にしかわからないミクロ感覚の話ね。
脳の司令を受けてからの反応が、人差し指と若干違うのよ。
人差し指よりも長いからってのもあるのかもしれないけど、

でも俺の中ではそれがいやでいやでしかたなかったんだよ。
ピックでいうアップとダウンの違いともまた違う違いが俺の中では重要な問題になっていて。
でもこのところようやく、そのフォローを体感できてきたかなと。

そもそも俺の場合は、2フィンガーのアプローチが先程書いたように、
ピックの代わりってとこから出発してますからね。
もともと2フィンガーの人とは当然プレイが違ってくると思うんですよね。

あ そうそう、それと不思議なもんで、
そもそも指で弾く人は、ちょこっと練習するとピックでもある程度弾けるのに、
逆の場合、つまり最初からピックの人は、
多少の練習じゃ仕事で使う程までには指ですぐには弾けないんですよ。
これってなんでだろうね。

たぶん根本的なアプローチが違うんだよねきっと。
指をピックに置き換えるのは比較的に簡単だけど、その逆は難しいと。
それはとっても以前からよくわかっててね。

たとえば「横須賀BABY」の出だしとか「男の勲章」「100萬$BABY」「お前にピタッ!」の
俺のラインを指で弾いてみればわかると思うんだけど、
無理だよね普通。てゆか指でああ弾こうとは思わないっていうか。
でもね、そこを超えられたらいいのではないかと、今俺は思ってるわけなんですよ。(^^)v

てゆか結局は、すべてを超越して、指だろうがピックだろうがスラップだろうが、
アップだろうがダウンだろうが、思った時に思ったような音が聴こえてくるように、
自由自在にベースを弾きたおせるようになればいいってことなんだけどね。

と そう思いながら、あれこれああじゃないこぉじゃないと工夫するのが大好きなのよ俺は。
あはは、なんか楽しいわベースって。

あれま… 今回もベースの話で終わっちゃいそうなんですけれども、
だって他にないんだものこのところ。あはは。
冒頭でもいったようにこの時期は毎年インプットの時期だからね。

てゆうか、ベースを何も考えずに自由自際に操つることができればできるほど、
歌やステージングに余裕が出ると思うからね。
なにせ俺の場合、ステージ上では何をするにも、
“ベースをしっかり弾きながら”つうのが宿命ですからね。

まぁとにかく、もう35年もやってんのに、まだまだまだまだいけるこの奥の深さ。
TAKU_TIGERも完成してから一年くらいたつので、
なんだかしっくりしてきました。(^^)v

Hey ! It’s all right !










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