-仏恥義理インターネット- 第04回(Yahoo! Internet Guide 2004/09月号)
友達の輪 の巻
話題の“知り合い系”サイト
ソーシャルネットワークって?
いきなりで何なんだが、
今回のテーマは最近ネットでよく目にする、
ブログの次のブームとして今話題のソーシャルネットワーク。
ところで諸君はもうどっかに参加してるか?
俺のとこにもいくつか参加のお誘いが来たので、
試しに数箇所で登録してはあるけど、
まだいまいち活用(?)するには至っていないってのが現状。
ブログん時もそだったけど、
あちこちで騒がれているわりには、
まだきっと「ん?こりゃいったいなんなんだ?」
みたいな人が多いんだと思う。
実際日本ではどこもまだ手探り運営なので、
システムや方針にばらつきが多いし、
主催の企業にしても、
このサービスでどう収益をあげたらいいのかを模索中なんだよねきっと。
ソーシャルとか聞くと、何やらすごそうな感じなんだけど、
まぁ、簡単に言ったら新種の出会い系サイトなわけで、
やっぱ出会い関係とくると、どうしても不純異性交流ちゅうか、
援交や不倫や犯罪のニュースが頭に浮かび、
どうもあんま良い印象じゃあないけど、
でもどうやらソーシャルネットワークの場合、
もちっと健全な趣(←ルビ:おもむき)らしい。
そもそもネットの出会いや交流って実生活とはまた別物だったりするじゃん?
つうか所詮バーチャルな要素が多くて実際には使えないっていうかとてもリスキ〜。
どうせハンドルだし、どこ住んでる誰なんだか実際には確かめられないし、
場合によっちゃあ性別さえデタラメだったりするし。
結局、リアルを前提というより、
ネット上で無責任な匿名性の自由さをお互いに謳歌するっていうか、
最初からダメもとで、期待なんてしてないもんな。
それはそれでいいのかもしれないけど、
やっぱどうせならネットでの出会いや交流を実生活に使えないか?
いや反対に、
リアルで交流ができるしっかりとした人脈をネットで探せないか?
って発想がソーシャルネットワークなんだと思う。
だから今までの出会い系みたいな、
とにもかくにもエッチや恋愛がらみの刹那主義的出会いというよりもむしろ、
何かの仲間集めとか、仕事や社会的な活動のパートナー探しや、
求人や求職、人材や才能の流通っぽい目的で、
それぞれが「オレはここだぁ!」みたいな、
ちょっとマジ入ってるリアル前提の自己PRを
世界に向けて発信するってかんじなんだよな。
敷居の低い誰でも登録できますよってとこもあるにはあるけど、
でもそれだと今までの出会い系とあんま変わらんし、
ひやかしや、わけわからん輩もメンバーに混じっちゃうので、
知人の紹介がないとメンバーになれないとかの制限を設けた“知り合い系サイト”が
今後主流になるんだろうと思う。
知人の紹介で広げる友達の輪。
おお、まるで“笑っていいとも!”だな。
でもまあ俺が思うに、
ソーシャルだなんだとカタカナで攻めてみても所詮は出会い系。
結局、
結果として異性との出会いの場としての活用が多くなってしまうんではないでちょうか?
実際観ててもやっぱ女性メンバーにアクセスが集まってるしね。あはは。
それはそれでよしとして(てゆかしかたないよね。そいったパワ〜がメディア発展の原動力)、
まぁとにかく、
使いようによっちゃあソーシャルネットワークがとても素晴らしい可能性を秘めていることは事実。
海の向こうじゃかなり広まってるみたいだし。
人生、人との出会いがすべてじゃん。
恋愛はもちろんビジネスも、てゆか人間の営みはすべて人との出会いから。
いままで、人との出会いの機会に恵まれず埋もれていった才能もたくさんあるに違いないんで、
そいった意味では、人脈やチャンスを求め合う人同士がネットを使って
うまく出会う機会が増えるってのは、
とお〜っても素晴らしいことだと俺は思う。
んなわけで今話題の“知り合い系サイト”ソーシャルネットワーク。
諸君もとりあえずあちこち登録して、
友達の友達を作ってみてはいかがでしょうか?
しかし、くれぐれもナンパはほどほどにだよん。(¬з¬)σ
健闘を祈る・・・だはは。
-了-
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