-仏恥義理インターネット- 第13回(Yahoo! Internet Guide 2005/06月号)
君もネットドンファンになろう! の巻
股慰美人(こいびと)探しも瀬婦恋(セフレ)も
ナンパはダンディーに行こうぜ!
いきなりで何なんだが、男として生まれたからには、
やはり一番の関心は女性だったりする男性諸君が多いと思う。
「真剣(マジ)に恋人や結婚相手が欲しいぜ!」
「彼女や女房はいるけど、でもやっぱ浮気・不倫相手も欲ちい」
「後腐れのない援交相手を常時大募集!」
「いやいや、ただただ只でえっちがしたいにょ」
毎夜出会いを求めてネットを徘徊している“寂しがり屋君”のなんとまあ多いことか・・・。
ネットは実際、彼女やセクレ探しには、非っ常ぉ〜に有効な手段ではある。
しかしこれも世の常、
おそらく“勝ち組”と“負け組み”に大きく二分されているのが実情ではないだろうか?
ゲット!ゲット!ゲット!と面白いように釣り上げてる数少ない釣りバカ日誌君の足元には、
玉砕!玉砕!玉砕!と何度トライしても成果の上がらぬ特攻野郎の屍(←ルビ:しかばね)がずらり。
「ぢっくしょ〜!どしていつもあいつばっか?」
「びえ〜ん(ノ_・、) またフラレちった・・・」
この“ぶひぶひ度の格差”はなぜ起こるのか?
この不条理の原因は何なのか?
んなの簡単。
俺は“男女の出会い感覚の違いを把握してるか否か?”なんぢゃんかと思う。
女性は「お話相手が欲しいわ」とか「愚痴を聞いて欲しい〜」みたいなのもありえるが、
しかし男性の場合、そんなのん気な輩(やから)は本音でいえば皆無。
なんだかんだ言ったところで、
彼女いようが結婚してようが男は際限(はてし)なくモテたいわけで、
んでたくさんたくさんたくさんたくさ〜んエッチしたい生物。
純粋な出会いが目的!とかのたまう彼も、そこから純粋な(?)交際をへて、
結局、純粋な(?)エッチに到達するわけだ。
ネットをうろうろしてる女性ってば、
やっぱ君と同じで、結局は寂しいんだろうし、暇なんだろうけど、
聞いて欲しい、わかって欲しい、優しくしてほしい、私を見て欲しい・・・
エッチはともかくとしても、心の底でそういう誰かを何かを求めているんだと思う。
(援助求めてる人もいんだろうけど・・・ぶw)
あとやっぱどしても何より警戒心が先に立ってる。
知らない男怖いに決まってるもん。
つまりは、男女のそいった違いをわかった上で、
何らかの形でその部分を満たしてあげれるヤツがモテんだよ。
俺が思うにエッチとか恋愛って、本当は“結果として後からついて来る”つう種類のモン。
下半身だけが先走るとなかなかうまくいかない。ギブ・アンド・テイクだもね。
どうせなら君も勝ち組に入りたいっしょ?(そりゃそか)
とりあえずの基本とちょっとしたコツ。実はそれだけでOKなんだよ。
まずは、いやみがなくて、キーボードで打ち込みやすいハンドルネームと、
これで勝負!っつうとっておきの自分の画像を用意。
んでみんなにウケるっちゅうのはどだい無理。
己(おのれ)に見合った相手の年齢と職業(学生/フリーター/OL/主婦)をきっちり絞り、
心がけは一点突破。
そしてしかるべきサイトで誠実なアタック。
警戒心さえほぐせたら、あとはイタリア人になったつもりで、
“あなたは俺にとって、かけがえのないたったひとりの特別な女神(ヴィーナス)”と、
心の底から君の熱い気持ちを伝えるのだ。
これは運命の出会いだ!と彼女に教えてあげよう。
股慰美人(こいびと)候補だろうが瀬婦恋(セフレ)候補だろうが、
自分とつき合う女性には、たとえそれが束の間でも最高の気分を提供するってのが男のダンディズム。
なにげに優しく、とことん聞き上手。
それと、どんな人だか会ってみたくなるような文章を心がけるのも大事。
あと一度に欲張ってはいけましぇん。
この人だ!と決めたら決着がつくまではその人オンリーが基本。
選球眼と、このあたりのポイントさえ外さなけりゃ、もう君は立派なネットドンファン!
もはやネットの男女比はリアとあんま変わらんのだから、必ず君なりの相手が見つかるだろう。
季節はもう春。君の春ももうそこまで来てるど。
d(^-^)ガンガレ。
とはいえ彼女や奥さんいる諸君は、
くれぐれもバレないようにね、あはは。
健闘を祈る!
-了-
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