DIARY
1999/02/02(火)
音楽(2)
俺が中学の頃ってのは、まあそれはそれでDISCOってブームだったんだ。
今のclubとかとはちょっと、イヤ、全然違ったムードだったんだけどさ。
よくバブルやなんかが、パロディーでやってるじゃんか。アフロにして、デカイグラサン
かけて、
パンタロンにすんげー高い靴はいて、みたいなやつさ。
俺とか仲間の中坊連中は、DISCO 行っても相変わらずニュートラとか呼んでた恰好してんだけど、
DISCO に完全にハマってるオニーサン達なんかは、モロあんな恰好してんの。
パロディーとかフザケてるって訳じゃないんだぜ。マジなのマジ。今考えるとバカでしょっ?。
まあ当時もしんじらんなかったけどね、俺は。
でさ、曲によっちゃならんで踊るわけ。みんなでおんなじステップでよ。
レコードとか買うじゃん。すると歌詞カードみたいなのにステップ書いてあったりさ。
あとは、バンプとかハッスルとかバスストップとか、これってみんな踊り方の種類なんだけどさ、
ようはみーんなでそん時に流行ってる似たようなカンジの踊りをやってた訳。
俺はとにかく、そんな大人の雰囲気っちゅうか、そんなのがやっぱ“不良っぽさ”
だとガキながら背伸びしててさ、家でも夢中でそこでかかってる曲とか聴いてた訳。
まあ今思えば、DISCO 系の楽曲は、行った時に知らないのはダサイから聴いてた、
みたいなカンジかもしれない。
でも、当時のそんな曲もやっぱ今でも好きだけどさ、最近「DANCE MAN」ってのが流行ってるじゃん、
“ワンBOXのオーナー”とかさ。あんなの俺、今、大喜びして聴いてます。
それとはまた別に、とってもお約束のアイテムが、CAROLやCools系の日本のR&Rだった。
これも“不良”としたら押さえておかないといけない訳よ、やっぱさ。
クラスの普通のやつらがフォークとか聴いてんのを横目で見ながら、
「チャッチャーッ! きゃーわいーい あんのくおうわっ るいじあーなあっ」みたいなカンジ。
とにかくその頃はあんま音楽的にどーこーって言うよか、
完全に雰囲気でそんなカンジのレコード達を聴いてた。
ところが、しばらくすると全然聴き方そのものが変わってくる訳。
何故か音楽を真剣に考えはじめたんだ ...
続く ...
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