Area-TAKU

DIARY

2000/04/28(金)

ガンのくれあい飛ばしあいっ♪
昔からとっても不思議に思ってる事がある。

ガンくれる。メンタンきる。メンチきる。まぁ、地方や時代によって言い方は違うけれど、
結局は相手に対する視線での“威嚇”行為だ。

そんな場面になった時に感じていた事・・・

あれってさ、実は勝負は、出会った瞬間にすでに決まってるよな?
根性とか、体調とか、精神状態とか人数の問題じゃなくってさ、
どう言ったらいいんかわかんないんだけど、
パワーの優劣?気の強弱?持って生まれた存在感?
とにかく、本音で言ったら視線が合う以前に実はいつも勝負ついてるじゃん?

野郎どもはきっとわかると思うんだけど、
相手を感じた瞬間に
「じぇんじぇんだいジョ〜ぶっ!余裕余裕。」って思う時と
「げ!にがて・・・」と思う時があるでしょう?
・・・そこでもう決まってるんだよな。

実際の場面では、いくらどんなに“にがて”と感じていても
やっぱ男ならそこは“虚勢”をはらにゃいかん訳で、
あとは実は自分との闘いだったりする。

で、お互いに“にがて”と思うような力の接近してる場面にかぎって騒ぎになって、
そんな時は互いの被害も一番大きい。


俺が不思議に思っているのは、その会った時に感じるあれって何なのか?って事だ。
しかもそのあれが、大人になった後でも一生、男にとってとても重要な要素だったりするから、
40歳になろうとする今でも、こんな話をしているのだ。

だって、本当の格闘力なんてもんはやってみなきゃわかんないじゃん?
実際の場面では、服装とか、髪型とか、ツラガマエとか体格とか、
相手の学校とかそん時の人数だって多少の要素にはなるかもしんないけど、
今言ってるのはそういった事じゃないのだ。
う〜ん。言ってみれば生き物としての何かのパワーって事かなぁ?

とにかく、相手が発する何かを感じて瞬間にお互い判断してる訳じゃん。
何なんだろ?

実は相手が男だろうが、女だろうが、年上だろうが年下だろうが関係なくて、
そのパワーが、自分にはかなわないと感じる時には
例の“にがて”意識がわいてくる、つまり内心でビビル訳だ。

いくら虚勢を張った所で、自分自身はブルってるの実際わかってる訳だから、
結局はあとで悔しがるじゃん?

で、じゃぁこん次には誰にも負けない男でいたいからってやっぱ誰でも考えるのよ。

でもどうすりゃいいんか?
何を鍛えりゃいいんだ?

人間のスケールなのか?

腕力とか体格とか格闘技とかの問題じゃない事はわかる。
じゃぁ精神なのか?


不思議でしょう?
だからさ、ガキの時に駅でガンくれあってイザコザするのも実はきっと、
男として人生の闘いにそなえてのトレーニングって意味があるのかもしれないですね。

そんな訳で、今学生の諸君は明日もまた
駅や電車で根性発揮して下さい。



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