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DIARY

2003/07/21(月)

風邪の効能
最近俺は“気功”にハマっている。

でも別に、気で敵を投げ飛ばそうとか、
気で雲を切ろうなどという、
超能力にトライしているわけではない。
まぁ、健康法の一種としての認識。
だから“太極拳”とかもおべんきょしている。

結局、俺が思うには、東洋の健康の概念ってのは、
身体の流れをよくするっていうか、
本来自分の身体に備わっている力を、
ちゃぁ〜んと働かせるっていう感覚なんじゃないかな?と思うんだよね。

そいえば、人間の身体からも、
電磁波が出ているって知ってた?
俗にいう、“遠赤外線”なんだけれども、
なんか“気”も、それとも関係してるんじゃないのかな?とか思う。

ところが、気功にこりだした途端に、
寝込んでしまった俺。
そうなのだ。風邪をひいた。

うげげ・・・・これじゃ意味ないわな。

ちっとも健康法になってないじゃないとか思ったけど、
ところがどっこい。これがそうでもないらしいのだ。

みなさんは、『風邪の効能』を御存知か?

普通、みんな風邪を嫌がる。
くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、咳、痰、発熱、関節・筋肉の痛み、頭痛、腹痛、下痢、食欲不振等、
風邪にいいとこなんて、何もないではないか・・・と思うのが当然だろう。
実際、俺もつい最近までは、“一生風邪をひきたくない主義”だった。

ところが、風邪をひくってことには重要な意味があるらしいのだ。
つまり、
風邪は、本来身体に備わっている“自浄作用”というか、
“リミッター”の役目をはたしているらしいのだ。

風邪で寝込んで回復して起き出した時に、
自分が生まれ変わったような、爽快な気分を味わったことってないすか?

あっ、でもあれね。
これは、風邪の一連の症状ってかプロセスを、
途中で薬とかで抑えたり、省略したらだめね。
無理に風邪を押さえ込んだら味わえない感覚。

素直に風邪の一連の症状を、そのまんまモロに受け入れて、
それなりに苦しんで回復した場合のお話。

結局、風邪は、身体のどっかがおかしかったり、バランスを崩している時のサインらしい。
そんで、風邪の症状は、それを回復させるための作用だという考え方なのだ。

つまり、身体は、大病を患わない為に風邪をひくっちゅうことだな。

実際、大病で倒れる人は、倒れるまである一定の期間、風邪をひかんことが多いらしい。
これは、風邪もひかないくらいに、身体が鈍感になっているってことなのだそうだ。

よく乾布摩擦とかして、「わしは風邪なんてひかん!」とか豪語しているおじいさんもいるが、
乾布摩擦って、実は全身を顔のようにして、つまり皮を厚くして鈍感にしてるってことでしょ?
そゆ、がんばっちゃってる人にかぎって、突然脳溢血とかでバタンってパターンが多いらしい。

ところで、
ガン細胞は、39度ちょっとで死滅するって知ってた?
つまりは発熱だって、立派な免疫作用なのだ。
(もっとも、42度になると、脳細胞も死滅するので要注意!)

なので、正しい風邪のマナーとしては、
医者にも行かず、薬も飲まず、無理に栄養も摂らず、
ひたすら風邪の症状を受け入れて、苦しむってのが正しいのだ。

一連の症状をありがたく堪能しながら寝込む。
それが、大自然の恵みなのだ。


つうことで、久々に、風邪で寝込んでた俺。
昨夜まで、うんうんうなっていたのだが、
回復した今朝なんてもう、すこぶる調子がいい。
まるで、生まれ変わったような気分である。

嗚呼、これも“気功”のおかげか?
つうか、気功のおかげで風邪ひいたおかげ。

そいえば実際、“気功”にこりだした途端に体重が増えた。
いつも通りの摂取カロリー・消費カロリーのはずなのに、
なぜか体重、しかも除脂肪体重が増えた。
きっとこれは、細胞レベルで調子が良くなったって事じゃなかろうか?
まるでクレアチンのような効き目だ。


是非みなさんも、お試しあれ。
だははは。




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