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我行我素

2012/11/01

散文-03(ファンクラブ会報原稿)



みんないつもありがとう!

さて前回、
今年の夏もたくさんの楽しい思い出ができましたよってとこで
話が終わったわけなんですけれども、
俺の場合、そもそも自分にとって都合の悪い…
ここで言う都合の悪いちゅうのは、分が悪いとかじゃなくてさ、
あんま出来事として良くないって意味ね、
とにかく、あまり都合の良くない思い出は、
それこそあっという間に忘れることができるという特技をもっていますから(笑)、
「思い出」という場合それは、俺にとって最高に良い思い出を意味するわけです。

そいえば「萌える」ってあるでしょ?言葉ね。意味わかる?感覚として。
誰が考え出した言葉かはわかりませんが、よくぞまぁってかんじよね。
他にあらわしようがないもんね。萌えるって気分は。
まさに萌えるとしかいいようがないっていうか…
んでまぁとにかく、
今年の夏もおかげさまでたっくさん萌えさせていただきました。(^-^)v

てゆかさ、この年齢になってもういいかげん萌えるとかないと思ってたのよねここずっと。
若干「上がる」とかあってもさ、萌えまではいかないだろうと…
ところがさ、まだまだイケるんだよ全然。
まるで20歳のころのような高揚感っていうんですか?大事ですよねやっぱ。

ちょっと前に嵐のような大雨が降ってる日があってさ、俺は車で信号待ちしてたのさ。
んで外を見てたらね、道路に開いてるなんていうのかな?
下水のマンホールの蓋に開いてる小さい穴から、
雨水がびゅうびゅう噴き出してるのね。ものすごい勢いでさ。

んで一人の男の子が、大雨の中、
いちおさしてはいるんだけどそんな傘なんかそっぽむかしてさ、
ずぶ濡れになりながら、あまぐつでその吹き出る水をふんずけて遊んでるんだわ。
止まるわけないのに、止めようとしてる感じ?遊びで。
それこそ彼はびっしょびしょなのよ?でもその姿が楽しそうで楽しそうで。
ずっとずっと一生懸命ふんずけてるのエンドレスで
吹き出る雨水を。えいっ!えいっ!みたいな。

まわりを歩く大人たちはといえば、
懸命に傘をさしてこの世の終わりみたいな顔して
傘の中に縮こまってサカサカ歩いてるわけよ。
でも、結局大人たちもびっしょびしょなのね。

俺はその時、目から鱗が落ちて、
なんか涙が出てくるくらい感動しちゃったんだその男の子に。
どうせこの雨の中では、びしょびしょなんだもんどうしてたって。
だったらこの世の終わりみたいな顔してないで、
楽しんでたほうがいいじゃんね。そうだな。これだな。って。
俺はいつまでもこの子みたいでいたいなって。

そんとき教わったわけその子に。今でも忘れられないもんその姿。
だからみんなも少年の気持ちってか、
青年の気持ちってかは忘れないでいてほしいところですね。

ところで俺的にいえば「萌える」の反対は、「萎える」なんですけど(笑)、
やっぱどうしても生きてると色々ありますからね。
萎えることってあるじゃないですかぁ。
そゆときみんなはどうしているんだろうか? どお?

気持ちも身体も萎えちゃって、うっ まずいっ(汗)!って時あるでしょ?
自分ではもうどうしようもなくて、でも、状況的に焦ったりしてね。(笑)

俺が思うに、結局そゆ時はイマジン力がモノをいいいますよね。イマジン力!
漢字で言ったら想像力ですか?
萎える原因を無視できるほどインパクトあるコトを想像する力ってことかなぁ…
大事よねとってもそれ。
上手にイマジンできると、なんとか持ち直したりするでしょ? 気持ちも身体も。

でもそうなってくると、脳みそや身体ってのは、
現実(?)も想像も区別できないんじゃないかって思うわけね。 だませるっていうかさ。

つうか、さっきの話に似てるんだけど、
結局、外の出来事に対して、自分がどう感じてるかだけが問題であって、
現実も想像もあんま関係なくて、しかもそれはある程度コントロールが可能で、
するとすべてはけっこう自分次第ってことになってくるわけですよね。
意識しているしていないにかかわらず、良いも悪いも自分が選んでるっていうか、
自分が気づかないうちに主導しているってこと。

そう考えると思いっきり気が楽になってきませんか?
あ〜なんでもかんでも自分次第なんだなって。
楽しむことも、辛がることも、ありがたがることも、
被害者ぶることも、とにかくぜ〜〜〜んぶ自分の胸先三寸。 これポイントですね。
毎日毎日の自分の感情をなるべく能動的にコントロールして生きるってのが幸せの秘訣。
そうすれば、萎えのほとんどはどうにかなっちゃうのではないでしょうか。うんうん(^^)

あと最近思っていることはですね。ご存知の方もいると思いますが、
8月にイーセットを解散して以来、俺は個人的なライブ活動をしていません。
相変わらず銀蝿はいつもながらマイペースの頻度でしかライブしてませんから、
俺的には自動的にわりと時間がたくさんできるということです。
んで考えてみたのさ色々。
結局さ、足元が肝心だし大事ですよね。

つまり本家本元の銀蝿の活動ってことですよ うん。
もうずっとCDっていうか、新曲も出てないし、
30周年終わって以降の今後の目標的なもんも全然掲げてないし。
きっとみんなも言いはしないけど、
ライブとか観ててマンネリを感じているのではないでしょうか?
「なんだよ またこれかぁ…」的なさ。
もちろん俺たち的には毎回毎回、同じ曲をプレイしていながらも、
どんどん進化させていってはいるんだけれど、でもやっぱ欲しいのは新曲ですよね。
他のことやってる場合じゃないかもですよね。
それは俺もこのごろすごく思ったりするわけで…


次回に続く













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