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DIARY

2003/01/22(水)

中華街の謎・・・
横浜といえば中華街。
この季節は、旧正月に向けて、あそこの華やぎもいっそうである。

でも、いつも思う。
誤解を覚悟で言わせていただけるならば、
中華街の連中は、何を考えているんだ?

あそこ行って、混乱しない人いますか?
そして
店員の態度にムカつかない人いますか?

似たような路地で、似たような店ばかり。
そんで、メニューもほとんど一緒。

料理だけじゃないよ。
各種グッズ、おみやげ、食材、み〜んなそ。
しかも、値段めちゃくちゃ。
同じものが隣の店では、違う値段で売ってる。

まぁ、そんなんは観光地では当たり前なのかもだけど、
でもさ、
ちょっとは街ぐるみで頭使ったらどうだろうか?とか思う俺。

だいち、あいつら競争心ってものがあんのか?
それと、
お客様って感性があんのか?

普通さ、あんだけ同じような店がひしめき合ってたらさ、
店の雰囲気にしても、メニューにしても、
なんか、他と差別化させようって考えないかぁ?

金のかかる部分がきついならさ、
笑顔とかさ、サ〜ビスとかさ、清潔感とかさ、
スタッフのちょっとした心使いとかさ、
なんかしらすんだろ・・・・・普通


それと、これは上海に行ったときにも思ったんだけど、
店員とお客の関係が感覚違うよな。そもそも。

食事に行く。テーブルに店員が注文とりにくる。
なんと店員、口をくちゃくちゃさせて・・・
そう・・・げ・・・こいつ・・・何か食ってる
ぐは。。。
もごもごしながら、注文とるか?普通。

あそこ行くみんなも、
あの汚さ、ややこしさ、店員の態度を、
「これが、中華街の醍醐味だぁ!」
な〜んて、おおめに見て許してるからいけないんだなきっと。

あれ、中華街だから、しかも
たくさんそんな店だけが並んでるから許せるんだぜ?

もし、あなたの街の一角にさ、
中華街の裏道にある店を、一軒だけもってきてみ。
ぜぇ〜〜ったい、誰も入らんぞ?

薄汚れたショーウインドに、埃で色変わった料理の蝋見本。
店入りゃ、掃除もまともじゃないような室内に、
口をもごもごさせながら注文とる店員。

んで、肝心の料理はといえば・・・

あ・・・・・これ、今まで誰も言わなかったかもしれないですが、
この際、正直に言っちゃうけど。
中華街で、
「うげ〜〜〜〜っ美味いっ!」
って経験したことある人いっか?

し〜〜〜〜〜〜ん

いなくない?正直に言っていいよ。
みなさん、さっきも言ったけど、
中華街ってことで許してないすか?

そりゃ、色々な店があるし、
料理に命かけてる人も中にはいるだろう。
目抜き通りにゃ、建物も立派、値段も立派な店もごろごろしてる。
たぶん、俺がひっくり返るほど旨い料理を出す店もきっとあるだろう。

だけどさ、
全体論で言ってさ、
中華街は客をなめてるかんじしない?


な〜んて、文句ばかり言ってる俺ですが、
それでも結構、中華街は好きだったりもしてるわけで・・・σ(・・;)


結局さ、

そいったことをずぅえ〜〜〜〜〜んぶ計算に入れて、
あのカオスの中に、商売を見い出してるのかもだよね。
とか思う俺。

策略なわけ。
あの薄汚さも、カオスさも、そんで、店員の口くちゃくちゃも。
そんで、まんまと連中の思う壺状態。

かくして、何度行っても迷子になる街に、みんなまた足を運ばされるわけだ。
んで、店員にムカつきながらも、メシ食って帰ってくるわけだ。

そこが華僑のすごさなのか?
じゃなきゃ、世界中に中華街があれだけ存在するわけないもんな。

世界中をなめてるってわけだな。
さすが4千年の歴史だ・・・

まだまだ日本はケツが青い。




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